御存じ推理小説のバイブル的存在。小学校5年の時に熱中しました。雨で野球ができないとき、冬の帰宅後などはコーヒー飲みながらホームズを読む、これが至福のひとときでした。この後読書の好みはミステリーに偏っていきました。

本格推理小説決定版。事件をとくすべての手がかりを作中に示し、「読者への挑戦」と題して犯人・犯行手口を問うこれぞ推理小説。「Xの悲劇」「Zの悲劇」とシリーズで、耳の聞こえない名探偵ドルリー・レーンが謎を解く。完結作「レーン最後の事件」のショッキングな結末に驚かされました。

「国語の入試問題は問題文を読まなくても選択肢を見ただけで正解が判る」という驚愕の解法が書かれている。学習塾の講師時代に出会った本で、それ以来しばらく清水ワールドにはまる。著書は非常に多いが「永遠のジャック&ベティ」「江勢物語」など文句なしに笑える作品が多い。
