「若い人にもっと政治に関心を、選挙には必ず行くように」といわれますが、それは無理な話だと思います。興味のないものに、何の拘束力もない注文を付けてもむだな気がします。選挙通の大人とは違って、普通の若者は政治家とは何の接点もなく、誰がどんな人なのかまったくわかりません。当然、選挙前の演説や配られるパンフレットでは良いことしか言わず(しかもどれも同じような主張です)いったい誰を選んでいいのか、判断材料がまったくないのです。
例えは悪いですが、競馬新聞を見ずに、出走表だけで馬を選ぶようなものです。選挙に行くという義務感だけで、そこには大切な1票をこの人に託すという思いは生じません。
わけもわからず適当に投票する若者が増えるくらいなら、投票率は少なくとも、真剣に選んだ結果である方がいいとさえ思います。
幸い、木下議員のパンフレットは新聞のようにたくさんの情報があって、少なくとも人柄だけはよくわかりましたので、僕は木下議員に票を入れましたが、もっと何か全員分の客観的なデータがあればいいと思います。
少なくとも現職の議員の活動とか、議会での発言内容とかがわかればいいと思います。
日頃は政治には興味がなくても、選挙の際は客観的で豊富なデータで、ちゃんと自分の1票を託せるようなシステムがあればいいと思います。
のび太さんのご意見通り、議員の活動を知らせるための手段はもっと工夫が必要だと思います。定例会本会議の質問などは、市議会ホームページや市民図書館で議事録を閲覧できます(議会だよりは1項目のみ要約して掲載)が、常任委員会や予算決算特別委員会の内容は傍聴しないと分かりません。
日常の活動となると個々の議員の広報活動によるのですが、活動報告書を作ったり、市政報告会を行ったり、ホームページを開設したりとありますが、それも政治に関心のない人たちの目に触れることは少ないでしょう。活動ブログの議運視察報告にも書きましたが、四日市市議会では市政モニターという制度を設け、市民が会議を傍聴して意見や提言をしたり、議員と意見交換をしたりということが行われています。20代から70代までの人が40人以上参加しています。青森市議会ももっと市民に関心を持ってもらえるようなことを考える必要だと思います。そう考えている議員も決して少なくはありません。同じ考えの議員超党派で実現に向けて行動していきます。
言われてみれば、のび太さんの言うとおりです。
私も大体は投票に行くものの、候補者の顔写真を見て、「あ、これはずるそうな顔だ」「なんか頼りなさそうな顔だ」とかで比べて、一番良さそうな人に投票していました。(木下さんは比較的イケメンなので入れましたよ)
実はその人がどんな人なのかよく知らずに選んでいました。(反省)
たぶん若い人はほとんど似たようなものだと思います。
「とにかく選挙に行け!」とPRするより、選ぶための判断材料を整備して示すのが先だと思います。
がんばれ木下さん!!
候補者のことがわからないというのは、選挙権を有する大人としては無責任というか甘えているように思います。
今の若者は選挙で政治に意思が反映できることの意義を粗末にしているとしか思えません。北朝鮮やミャンマーのような圧政に苦しむ人々から見れば信じられないと思います。
私達は選挙権という権利を有する反面、しっかりと政治に参加するという義務があるのだということを認識して欲しいものです。
知ろうと思えばホームページを見るなり、直接事務所に行くなり、詳しい人に聞くなり、いろいろ方法があるはずです。
なんでも誰かがお膳立てをしてくれなければ何も出来ないというのは今の若者の悪い癖だと思います。
多少、辛辣な意見を述べましたが、じじいの戯言だと思って勘弁下さい。
じじいさんの言うことはもっともで、正論だと思います。
しかし僕が主張したのは、市民の多くが選挙に関心がなく、投票率が低いという現実に対する是正策(システム作り)であり、現状のようにただ「投票しよう」というスローガンを連呼したり、じじいさんのようにだめな若者に対してだめだと言うだけでは解決しないので、そういうシステムを作ればいいと思った次第です。
インターネットで投票できるようにすればいいと思う。
若い人の投票率がすごくあがると思うけど。
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