1月 18, 2011

1月18日(火)

[日記] —

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 今日も一日大変な吹雪でした。朝から夕方までの間に20cm以上積もったように感じました。しかも今後もこの天候は続くという予報です。自然の猛威に人間は為す術無し。

 昨夜から市内中学校で昨年出題された、不適切なテスト問題のニュースが全国放送を含めて幾度となく繰り返されました。学校側の対応も問題ですが、この件の最終確認もせず非公開とした市教委の杜撰な対応も反省すべきです。いじめにしても今回の類の件にしろ、学校が絡んだ問題が起きるとそれを隠蔽しようとしているようにとれる対応が目に付きます。
 ひと月以上前に事態を把握しながら「その後学校から報告がないから当該生徒や保護者が納得したと考え発表するに及ばないと考えた」とは、あまりにもお粗末です。仮に同じような事案で相手が生徒だったら教師は何と言うでしょうか。「最後まできちんと確認するのが当然だ」となるのではないでしょうか。当該中学内で事を押さえ込もうという魂胆見え見えでしょう。一生懸命やっている多くの先生方がいるのは承知しています。しかしその反面、児童・生徒の事など二の次で、自己保身にしか関心がないのかと思わざるを得ない一部の教師がいるのも事実です。そして問題を起こすのはその極一部の教師です。

 会派内でも話し合いをしましたが、教師の資質も問題だが、現在の教員採用のシステムにも大きな問題があるのではないかということです。すなわち大学4年生の3月31日まで教わる立場にいて、明くる日から教える側の教師として仕事に就き、その後社会経験を積むこともなく「先生」として生きていくよう決定づけられているシステムです。教師の世界が非常に閉鎖的な、ある意味特殊な世界であると、教員経験者やスクールカウンセラーなどの教育関係者が言っています。教員免許の更新も必要かも知れませんが、教員採用システムの再考こそ必要ではないかと考えます。

 雇用機会の極端に乏しい青森において、親が子供にしてやれることは将来故郷をでて都会で働く我が子に対して、せめて中央出身の人間に負けないだけの教育をしてやることしかない、とさえ思いますが現状はどうなのでしょうか。保護者の声が教育現場にどれだけ届いているのか、甚だ疑問に感じています。 

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