12 月11日（水） 常任委員会
今朝は曇りで薄暗かったものの暖かく、登校指導時も非常に楽でした。もちろん真冬仕様で着込んでいることもありますが。
午前中は常任委員会がありました。私が所属している文教経済常任委員会には請願2件が付託されていて、「小中学校の給食の無料化を求める」ものでした。現在小中学校の給食費で市が歳出しているのが約21億強。内、保護者負担が食材費部分の11億4千万円。さらにそのうちの2億1千万円を就学援助で市が負担しています。よって仮に全小中学生の給食費を無料化した場合の市の新たな負担は、約9億3000万円となります。これは建設事業などとは違い、ずっと続くものですので恒久財源が必要となります。当然にして他の事業費をそれだけ削ることになります。削るところは何か？除排雪経費？福祉関連？他の教育費？いずれにせよ何処かにしわ寄せが行きます。それを市民が良しとするかどうかです。
かつて子ども医療費無料化の時、財源手当のないままに実施して、その後の議会報告会で可決した議会に対する説明責任を求められたことを思い出します。まぁ、議員それぞれに考えは異なりますので、判断が異なることは当然です。最終日、採決から逃げる議員が出ないことを望みます。
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