7月4日(木) 第2回定例会閉会
知事選の影響か例年より開会時期が遅かった定例会も、本日閉会日を迎えました。各委員長報告に対して、案件ごとの賛否を表明するのが議員のメインの仕事です。可否どちらであれ議員は市民に対してその説明責任を負います。
本日の採決で気になったというかおかしいと感じたのは、西中学校改築にあたりエレベーターを設置して欲しいという請願に対する、共産党会派の対応です。この請願は今年3月議会に出されました。
西中学校の改築に関しては、実施設計が昨年度に終了しており、この4月末に入札が行われ建築、電気暖房等の落札業者が決まり、今議会にその契約案件が提案されています。その内容にはエレベーター設置は当然に含まれていません。しかし共産党会派の対応は、この建築等の契約すなわち「エレベーター設置を含まない建築の契約」には賛成、そしてエレベーター設置を求める請願にも賛成という矛盾したものです。理解できません。
本会議後に各派代表者会議が開かれました。そこで第1会派から「予算・決算特別委員会の数を減らしたい」との意見が出されました。理由を聞きましたが、「我々も歳をとってきたから」みたいな要領を得ないものでした。歳をとって予算審議に出られないのであれば、議員として引き時でしょう。議員の務めが果たせないのであれば、サッサとやめるべきです。この案に賛意を示した議員は、今議会傍聴者から「私語が多い、寝てばかり、席を立つことが多い」と指摘されています。
わが市民クラブのほか、予算・決算特別委員会には全議員が出るべきという会派が複数あります。市民の負託に応えようとすれば、答えは自ずと明確だと考えます。
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