7月9日（土）
午前中葬儀に参列。50代で自ら命を絶たれた故人の心中を思い、どれだけの精神的圧力と家族を残して逝くことに対する葛藤に、そこに結論を見出さざるを得なかった心境は想像を絶するものがあったのだと考えざるを得ません。しかし、残された家族のことを考えれば他の選択はなかったのか、と思わずにはいられません。
午後は県立美術館に日展と本橋成一写真展を見に行きました。日展は皆大作でしたが好きな作品というものはやはりあります。絵画が殆どでしたが、十分に楽しめました。写真展は懐かしい上野駅の情景が生き生きと捉えられていました。あの頃の上の駅は東北の玄関口でした。帰省するために上野駅に来ると、そこにはもう津軽に繋がった空気と言葉があったように思います。
参議院選は選挙期間を終え、各陣営とも事務所に戻ったことでしょうが、明日の投票所が閉じられるまで戦いは続くものと思います。それくらいの伯仲した戦いです。
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