木下靖WEB

朝10時より各派代表者会議。しかし市長から出た言葉は、「再提出する議案の元となるアウガ損益見込みの精査が今日の段階でできていないため臨時議会の招集はしない」という趣旨でした。一体昨日からの動きは何だったのでしょうか。昨日午後4時から各派代表者会議を開くとしたのが午前10時頃。それによって各派代表者はそれまでの予定を変えて、スタンバイしなければならなくなりました。それが午後になって明日の10時と変わり、挙句の果てが「何も示すものはない」。議員は呼べばいつでも集まる犬だとでも思っておいでなのでしょうか。

昨日からと言わず先月28日の定例回終了後から、同じようなことが繰り返されて議会は振り回されました。確たる議案も準備できず、ただ自分の思うように議決してくれなどと、ご自身議員経験者の言とは思えない。もはや限界でしょう。

朝から雨、いつも通りに議会棟会派控室へ入ると何やら不穏な空気が感じられる。どうも昨日否決されたアウガ関連議案を形を修正して、再度臨時議会に提案しようとする動きがあるらしい。しかも今度は議長サイドからの働きかけだとか。信じられません。議会の招集は市長権限ですが、何度も間をおかずに行うなど、議会の議決を軽視しているとしか言えないし、それを議長が先導するなど言語道断。本当ならばとんでもない話です。

その件で明日午前10時に各派代表者会議があります。いい加減にしてくれ！

アウガ関連議案審議の臨時議会。午前中から8議員が質疑に立ちました。「積立金を取り崩した後の管理」「破産した場合の営業保証金の扱い」など、今回の提案だけでは明確にならない点について市側の答弁を求めました。

午後の質疑終了後、急遽各派代表者会議が開かれ市長答弁で明確にならなかった「市長の進退」について、市長から釈明がされました。私としては今回の提案と市長の進退は全く無関係だと思っています。辞職するから可決してくれ、などということはありえないし、出処進退は市長自身が判断すればよいことです。そもそも提案したからには否決という危険性は常にはらんでいます。どうしてもアウガを支援したければ、その方法はあったはずです。その覚悟があれば。

アウガ関連議案の全議員説明会か行われました。 焦点はこの議案が可決されて市の「アウガ公共化」への方向性に沿って進むのか、ということでした。恐らくこの案が可決された場合、会社の運営資金はほぼなくなり、経営困難な状態に陥るだろうということです。そこから「公共化（市による土地床の買い取り）」という方向に進めるのか、というのが議会の疑念でした。

他にも取り崩した金のうち営業保証金は退転したテナントに「3か月以内に返却」、それ以外の分については誰がどのように管理するのか、仮に途中で破産申請をするに行った場合、その取り崩し金はどう扱われるのかなど疑問は山積です。

少なくとも今青森市にとって参議院選挙よりも重要な案件です。明日から臨時議会の質疑が始まります。

大会後のビール。たまらん！

朝がたは雲が厚かったものの、心配された雨もなくAOMORIマラソンは開催されました。体調は良くも悪くもなく、会場の合浦公園に午前8時頃に着き、準備運動、ウォームアップのジョグ３ｋｍをこなし、集合場所へと赴きます。気のせいか昨年よりも参加者が少ないように思いました。熟年野球の仲間のＡさんやＫさんと一緒になり、いよいよ９：１０、10ｋｍの部スタートです。去年から走り始めたというＫさんのハイペースに引きずられ、往路は予定より40秒程速いタイムになってしまいました。その頃には日差しも出てきて汗はとめどもなく流れ落ちます。復路ペースを上げきれていないなと思いつつも何とかゴール。結果は練習でのタイムを1分半短縮、昨年の大会より約3分縮めることができました。苦しかったけれども充実感に満ちたレース後でした。

さて明日はアウガ関連議案の全議員説明会。どれくらいかかるか見当が付きません。

昼前から予報通り雨が降り出し、明日のＡＯＭＯＲＩマラソンの受付時も小雨が続いていました。がしかし、夕刻にはそれも収まり、明日の天気予報は曇りのち晴れというラッキーな展開となりました。雨中と晴れではｒｕｎにも大きく差が出ましょう。何はともあれ、あな目出度し。

今晩は酒を抜いて肝臓を休めます。昨年のアップルマラソン以来の晩酌抜きです。

本日午前中の議会運営委員会で、臨時議会は4・5日の2日間と決まりました。委員会付託は無しです。我が会派は委員会付託で会議内容を記録することを主張しましたが、全体として合意が得られないので、結果委員会付託は無しとなりました。それに先立つ議員説明会は4日の午前10時に行うことと決定しました。

市長の「出処進退を明らかにする」という発言について、二転三転していますが、今に始まったことではありません。議員はいやというほど見てきていますので、「ああ、またか」というのが本音です。しかし首長の進退に関する発言がこんなにも軽いのか、とは思います。ご本人「大したことじゃない」と言っていたようですが。それが周囲に及ぼす影響を考えたことはないのでしょうか。