5月18日(金)
大野おやじの会初会合がありました 懇親会にて
政務調査費の関係で、議会内は最終作業に追われている議員がちらほら見えました。私もその一人ではありますが。他には定例会一般質問のあり方を巡り、様々に意見が出ているようです。
さる3月定例会から
①議員の質問時間45分を確保する
②一問一答式も選択可
③ただし質問回数はいずれも3回まで
という方式に変えましたが、議員側から議運に是正を求める声が挙がっていると、いいます。その内容が本会議一般質問の時間が長引いているので、その短縮に向けた取り組みが必要だ、とのことです。
そもそも答弁含めて1時間という枠では、議論が尻切れトンボになったり、十分な議論ができないということで議員の質問時間を確保するために、何年もかけて検討した末にようやく45分の質問時間確保にこぎ着けた経緯があります。それをトータルの時間が長くなったからといって、それを短くするためにまた別の方法を考えるというのは、本末転倒です。問題は時間の長短ではなく、議論の中身でしょう。
無意味な長い質問や答弁は是正すべきですが、必要な議論であればそこに長いだの短いだのという話が持ち込まれることはないと思います。察するに話の出どこは、議場で質問することのない、ベテランといわれている議員がただひたすら議席に座って過ごす時間が長くなったことに耐えかね、出してきたというお話にならない理由での提案のようです。確かに議論の内容は高めていかなければなりませんが、議論することは議員の仕事の最たるものです。それを単に時間が長いだのという次元で論ずるならば、ご本人議員を辞めたらいかがでしょうか。人の議論の時間云々する前に、自分が議員として責務を果たしているのかようく考えた方がよいのでは。
こんな議論が青森市議会でなされていること自体、他に知れたらこの上なく恥ずかしいことだと思います。議会改革を唱えている時期に、かような話が出てくるようでは、改革なんぞ夢物語のような気がします。
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