12月30日(金)
2011年も今日を入れてあと2日。本年の読書ランキングです。まず1年を総括すると、年のせいか今年はすこぶる寝付きがよくて、4~5ページも読むと眠ってしまう、という日が多くなりました。よって読書量はこれまでと比較して伸びておりません。またそれまで定番であったご贔屓の浅田次郎や宮部みゆき、という作家から少し距離を置くようになり、他の作家の開拓に乗り出したもののなかなかこれという作品、作家には出逢えませんでした。
しかし上記の作品にある三浦しをん、沼田まほかるはそれぞれ1作しか読んでいませんが、とても面白かった作家です。特に今年のNo1作品は沼田まほかる「九月が永遠に続けば」となりました。偶然にも写真で腰巻きに「第1位」とでっかく書かれていますが、その通りの結果となりました。現在他の作品を読んでいる最中です。
小説外では村山斉氏「宇宙は本当にひとつなのか」。宇宙を構成する物質の大部分を占めるという暗黒物質や暗黒エネルギーなど、我々常人にはちょっと想像するのも難しい宇宙のお話をそれでもかなり分かりやすく書いています。
そのほか今年相当有名になった元経済産業省官僚古賀茂明氏「日本中枢の崩壊は、新書の「官僚の責任」とともに中央官僚の知られざる一面を、赤裸々に暴いており何ともやりきれない気持ちにもさせられます。
ココニ上げた作品の他、タナ・フレンチ「悪意の森」、ローワン.ジェイコブセン「ハチはなぜ大量死したのか」、福島孝徳氏「神の手の提言」など大いに興味をそそられた作品がありました。
来年はもっともっと本を読みたいと思いますが、読書時間のほぼすべてを就寝時によっている私としては、体力勝負ということになりますでしょうか。
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