３月１２日（土）
信号は作動せず車での移動も混乱 ありったけのロウソクを出して毛布にくるまる
午後２時４６分マグニチュード８．８の大地震が日本を襲いました。私がその時いた頑強な造りの県立図書館でさえゆさゆさ揺れて、真っ直ぐ歩けないほどでした。すぐ外に出たものの歩くにも支障が出るくらいの揺れでした。帰宅して家族の安否確認後、しばらく電気の復旧を待ちましたが目処が立たないということで、みんなが車に乗り次女を幼稚園に迎えに行くことになりました。午後４時過ぎには観光通の交差点には警官が立って交通整理をしていました。
電気が通っていないためストーブもテレビももちろん使えず、ロウソクをかき集めてなんとかあり合わせのもので夜を過ごしました。というかなんにもやることがないのでラジオを聴きながら酒を呑み、ロウソクの灯りで読書するものの集中できず、また酔うこともできずに１０時前に１階の居間にみんな枕を並べて寝ることになりました。
夜明け前から目が醒めてラジオで情報を聴きながらいましたが、電気が復旧したのは１０時２０分です。過去十勝沖地震、三陸はるか沖地震など経験しましたが、今回の停電のような事態は記憶にありません。ああ、ストーブの火がありがたい。朝ご飯は土鍋で炊いた米をさっき食べたばかりだけれども、また腹が減ってきました。もちろん今日予定されていた行事は全て延期となりました。
仙台にいる姪っ子のところは、直撃喰らって住処も店もめちゃくちゃになったそうです。怪我がないだけ儲けものでしょう。全国では市そのものが壊滅したところもあるようですから。
まだ余震も続いています。あ、また揺れてる。
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