6月 2, 2010

6月2日(水)

[日記] —

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 午前10時頃会派控え室で「鳩山首相辞任」の言葉を聞き、急いでテレビのスイッチを入れました。昨夜の報道では辞めるとは思えない印象でしたので意外でした。政権交代後まだ8ヶ月での首相辞任劇を予想した人は少なかったのではと思います。ご本人は相当前から苦しい立場にあったことは自覚していたでしょう。
 ただし辞任会見で「社民党を政権離脱に追い込んだ」ことを理由の一つに挙げていましたが、政権離脱に追い込んだことよりも「最低でも県外移転」とう約束していた普天間基地問題を、本気でやる気もなく思わせぶりな発言を繰り返した挙げ句結局辺野古沖へ、という態度が国民の不信感を募らせ、現状で参議院選は戦えないから交代すると考えざるを得ません。自民党政権時代「国民の信も問わずに首相を次々交代させるのはけしからん、解散総選挙せよ」といってきただけに今後の民主党の態度に注目したいと思います。

 参議院選まであと40日という中での今回の辞任がどのような影響を及ぼすのか、これからの各党の動きがどうなるのか興味津々です。しかし「自民がダメだから民主に一度やらせてみよう」という国民の声で交代した政権がもうほころびを見せ、自民も離党や除名で実力者が去ってしまったなかで、次の政権について国民が何の期待も関心も持たなくなるのが怖いです。

 

 

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