7月 1, 2009

7月1日(水)

[日記] —

 朝8時半過ぎに会派控え室に行き、新聞のチェックと机の整理をしました。予算特別委員会の聞き取りやら要旨のの確認やらで、他の委員の所へも電話やら職員が来ていました。予算決算特別委員会の場合は会派持ち時間が決められてはいるものの、会派内の委員間で時間のやりとりは融通できるため、質問原稿は作らずに委員会の場で時間や再質問など調整するのがわが会派のやり方です。一般質問でもそうなのですが通告後にいろいろと新たな疑問点や、質したい事柄が出てくるので自然とそれは再質問という形でせざるを得ません。もちろん原則的にそれを事前に理事者に伝えることはしません。よっぽど具体的な細かな数字を訪ねる場合は除きますが。
 明日から予算特別委員会ですが、議員サイドではまだまだ聞きたいことは沢山あるようです。とても良いことだと思います。

 スラムドッグ$ミリオネアという映画を見てきました。アカデミー賞8部門受賞(というのは後で知ったのですが)の映画で新聞の紹介などで見て、これは見逃せないと思いました。舞台はインド。ムンバイのスラム出身の教育も受けていない若者が、クイズミリオネアに出場し次々と難問をクリアするが、彼がなぜそれらの問題に答えられたのか、幼少期から彼が経てきた壮絶な(この表現は適当でない気がするがちょっと適当な言葉が見つからない)体験を想起させる形式の映画です。背景にはインドの階級制もあるのだと思われるし、その点では重いテーマを含んではいるものの、息苦しさは感じさせない作品でした。
 主人公ジャマール・マリクの兄が最後に言う「弟は決して諦めない。イカれた弟だよ」という言葉は、小さい頃のジャマールの体験を思い起こせばとても印象的でしたし、諦めないことのすごさを改めて考えさせられました。

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